第三子、誘発分娩にて出産しました!【前編】
2021年2月8日。
寒い日々を過ごしながら、陣痛を心待ちにする毎日。
正期産になり、予定日になり…それでも陣痛はつかず、まだか、まだか…。気持ちは焦り始めます。
出産予定日の診察で子宮口が全然開いておらず、赤ちゃんも下がってきていないと言われ、またさらに気持ちが焦るとともに、長男を出産したときの記憶がふと頭をよぎりました。
長男のときの4日間にわたる壮絶な誘発分娩…。
このままだと、また誘発分娩になる…?
その日の診察では、子宮口を刺激され(俗に言う内診グリグリですね)、また三日後に来てくださいとのことでした。
その後、その刺激でお腹の張りとおしるしがあり、ドキドキしながら一日を過ごし、夜になり、朝になり…。
もしかして、このまま陣痛がつき、出産かしら!(次男のときがそうでした)と、淡いが強い期待を抱いていたのですが。
あれ?お腹の張りはいずこへ?
おしるしもだんだん少なく、茶色になっていく…。
こんなこともあるのね…。
今回のお腹の中の人は相当な頑固者かもしれない。
少しずつ覚悟を決め始めました。
その後も夜中の前駆陣痛はあるものの本陣痛にはならず、三日後の診察日となりました。
その診察でも『子宮口は1㎝開いてきているね、でも赤ちゃんの高さはまだまだ高い』とのことでした。
それが金曜日の診察だったのですが、『このまま陣痛が来なかったら来週の月曜日に入院ね。準備をしてきてください。レントゲンを撮ったりして今後の方針を決めます』と言われました。
来週の月曜日というと、40週6日の日。次男はその日に自然に陣痛が起こり出産しています。もしかしたら、週末に陣痛が起こるかもしれない…、と再度淡い期待を持ちつつ帰宅。
どんどん重くなるお腹にしんどさを感じながらも週末は何事もなく過ぎていったのでした。
月曜日の朝。夜中から続いた前駆陣痛はいつもの通り朝には治まっていたのですが、なんと新たなおしるしが。
もしかしたらお産が進んでいるのかも!
病院に到着し、レントゲン、心電図の検査のあと、医師の診察。
『子宮口はまだ1㎝やね』
うそー!おしるしあったのに!赤ちゃんもまだ降りてきていないってどういうことー!
と、内心叫びました。
そして、初めてのバルーンをすることに。
さらに、私が恐れていた陣痛誘発剤の服用もすることになってしまいました…。
後編につづく。